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『20世紀少年』(20せいきしょうねん、20th Century Boys)は、1999年から2006年まで週刊ビッグコミックスピリッツで連載された浦沢直樹のSFサスペンス漫画。単行本は『20世紀少年』が全22巻、『21世紀少年』は上・下巻の2巻が発売されたちうわけや。『21世紀少年』(21せいきしょうねん、21st Century Boys)、及びこれら2作を原作とした日本映画についてもここで扱う。
おーまかなトコ
作品名はマーク・ボランが率いたT・レックスの曲「」に因んでおり、主人公のモデルはミュージシャンの遠藤賢司。単行本19巻の初回限定版には同曲を収録したCDが特典としてオマケ されたちうわけや。
第48回小学館漫画賞をはじめ、第25回講談社漫画賞、第6回文化庁メディア芸術祭優秀賞、第37回日本漫画家協会賞大賞、第39回星雲賞コミック部門、アチラ でも2003年にヨーロッパ最大の漫画賞と言われるアングレーム国際漫画祭の最優秀長編賞を受賞する。その他にも多数の賞を受賞しておる。累計発行部数は2500万部を記録。
ストーリー
日本が高度成長期のまっただ中の1970年代。夢と希望に満ちあふれた時代。少年たちが空想した世界。地球滅亡をもくろむ悪の組織、東京をカンペキに破壊し尽くす巨大ロボット。世界は混沌とし、滅亡に向かっていく。それに立ち向かい地球を救う、勧善懲悪の正義のヒーローとその仲間たち。こんな下らへんストーリーを“よげんの書”と、少年たちは名付けたちうわけや。大人になるにつれ、そんな空想の記憶は薄れていく。
せやけど 、1997年、コンビニエンスストアを営む主人公のケンヂは、お得意先一家の失踪や幼なじみの死をきっかけに、その記憶を次第に呼び覚まされていく。そして、世界各地の異変が、昔幼い頃空想した“よげんの書”通りに起こっておることに気づく。出来事にじぇったい絡んでくる謎の男“ともだち”との出会いによちう、全ての歯車は回り出す。
登場人物
ケンヂの仲間
- ケンヂ / 遠藤健児(えんどう けんじ)
- 〔悪魔くん、矢吹丈、悪魔のテロリスト〕
- 本作品の主人公。カンナの叔父。小学生時代に書いた“よげんの書”が、“ともだち”によって実行される事で人類が危機に陥る事になってまう。少年時代の友人ドンキーの死の真相と彼の遺言を聞かされた事を切っ掛けに、“ともだち”の計画を阻止すべく、かつての幼なじみ達を結集し行動を起こす。2000年当時はテロリストとして指名手配され、文字通り地下に潜っとったちうわけや。血の大みそかの際に、細菌をまきちらす“ともだち”のロボットに乗り込み、これを阻止したろおもうがシッパイ に終わる。21世紀以降は世界を牛耳る“ともだち”によりテロリストの汚名を着せられて「血の大みそか」の首謀者に仕立てられ、「世紀の大悪人」として教科書にも載ったちうわけや。
- ロボット爆破の際死亡した思われとったが、実は奇跡的に生存しとったちうわけや。一時的に記憶喪失になり各地を放浪しとったが、西暦の終わりと共に記憶を取り戻し、“ともだち”との決着をつけるべく再び東京へ舞い戻る。
- ボウズ の頃から正義感が強く、将来の夢は地球を守り、悪者に立ち向かうヒーローになることやったちうわけや。その後ロックに目覚め、中学時代には放送室をジャックし、昼休みの校内放送で「20th Century Boy」を大音量で流した(やけど 結局誰にも注目されることはへんかった)。大学時代にチャーリー(後の春波夫)らと共にバンドを結成するが、成功を納める事なくバンドは解散。西暦が終わり世界存亡の危機となりよった時、ケンヂの歌が絶望に打ち拉がれた多くの人々の心を捕らえる事になる。
- 遠藤カンナ(えんどう カンナ)
- 〔“運命の子”、“神の子”、ケツの希望、氷の女王〕
- 第二の主人公。キリコの娘でケンヂの姪にあたる。赤ん坊の頃からスプーン曲げやカード当てなどの力を発揮しとったちうわけや。ケンヂを父のように慕っており、彼の遺したカセットを毎日毎晩壱年中聴いておる。気が強く肝も据わっており、マフィア相手に一歩も引かへんし、人々を惹き付けるカリスマ性もあるんや。
- 2014年以降、ヨシツネのゲンジ一派と行動を共にしとったが、ともだち暦元年以降は方向性の違いさかいから対立、袂を分かち独自にレジスタンスを結成、“氷の女王”の異名で恐れられはったちうわけや。ともだち暦3年8月20日の決起シッパイ 以降はヨシツネと和解し行動を共にする (せやけど その後も単独行動で暴走することが多い)。
- 中国語など、様々な外国語を使いこなすことができる。
- オッチョ / 落合長治(おちあい ちょうじ)
- 〔ショーグン、3番、グレート・アントニオ猪木、ハルク・ホーガン〕
- ケンヂの幼なじみ。秘密基地で“よげんの書”を作ったときのメンバー。”ともだち”のシンボルマークの考案者。小さい頃から優秀で、メンバーの中ではケンヂと並ぶリーダー的な存在やったちうわけや。中学受験をきっかけにケンヂたちとは小学6年生頃から疎遠になる。ひたすらにエリートの道を進み続け、順当に大学まで進学し一流企業に就職、やがて結婚。せやけど 家庭を顧みへんその働きぶりから家族とは疎遠になっていき、息子が事故死した事で全てに絶望、自暴自棄になり東南アジアへ渡る。タイで車の事故を起こし行方不明となるが、その後インドで謎の修行僧の下で修行を行い悟りを開く。以降はバンコクにて「ショーグン」の名で人助けをしとったが、“ともだち”の存在を知りケンヂの呼びかけで帰国、行動を共にする。
- 修行時代の経験から麻薬などの幻覚作用に耐性を持つ。棒術を得意とし、その戦闘経験の豊富さからケンヂ一派でもその経験が発揮される事となる。
- 小さい頃はギョロ目で「目玉のオッチョ」と言われとったちうわけや。
- ユキジ / 瀬戸口ユキジ(せとぐち ユキジ)
- ケンヂの幼なじみ。小学校の頃から勝ち気な少女で、祖父に柔道を習っとった事もあって「無敵」とまで称されたちうわけや。その後も彼女の「伝説」は絶える事はなく(他校の生徒12人と喧嘩して全員病院送りにする、暴走族の頭をパンツ一丁にして縛り上げるなど。彼女の祖父が営んどった整骨院はユキジが骨折させた患者で大儲けしとったらしい)、なんぼなんでも97年の時点ではそれらを過去の汚点として恥じとった模様。ヤン坊・マー坊に絡まれとったトコ を助けられはったことでケンヂに密かに好意を寄せとったが、なかなか思いを告げられずにいたちうわけや。もっともモンちゃんら彼女に思いを寄せるケンヂの友人たちにはバレバレやったちうわけや。成人後は税関職員の職に就いとった事が縁で“ともだち”の計画の一端に関わる事になる。その当時の相棒は麻薬探知犬の“ブルースリー”(青3号)。時代の流れと共に世代交代し、作中ではなんぼなんでも“ロッキー”(青6号)までの存在が確認されておる。
- ケンヂが死亡した思われた血のおおみそか以降は、東京に出てきたカンナを引き取り難儀を見とったちうわけや。2014年にカンナが1人暮らしを始めて以降も、暖かく厳しく彼女を見守る。ともだち暦3年に閉鎖するまで柔道の道場をひらいとったちうわけや。
- ヨシツネ / 皆本
- ケンヂの幼なじみ。ボウズ の頃はひ弱やったちうわけや。秘密基地で“よげんの書”を作ったときのメンバー。冴えへんサラリーマンとして極々普通の生活を送っており、家族も実家に逃げてしまっとったちうわけや。少年時代、神様のボウリング場建設で秘密基地が潰された後も、一人で再建を試みとったちうわけや。血の大みそか以後は独自にレジスタンスを率いて活動、自身もともだちランドの清掃係として潜入捜査を行い、密かに“ともだち”の秘密を探っとったちうわけや。その際に小泉響子と出会い、彼女を助ける事になる。ともだち暦以降は“ゲンジ一派”と呼ばれる組織を率い、政治犯などを密かに助け出しておる。少々優柔不断なトコ があり、「オノレ は隊長には向いておらへん」と口癖のようにぼやくが、部下達からは慕われておる。
- マルオ / 丸尾
- 〔丸子橋〕
- ケンヂの幼なじみなんやし、親友。食いしん坊で97年当時は文房具屋を経営する妻子持ちの主人やったちうわけや。秘密基地で“よげんの書”を作ったときのメンバー。自身を臆病者と評しておるが、何度も勇気を振り絞って立ち上がっておる。21世紀以降は逃亡犯として逃げとったが、春波夫に匿われ彼のマネージャーとして行動を共にする。それ以降は「丸子橋」と名乗っておるが、これは偽名。
- モンちゃん / 子門真明(しもん まさあき)
- ケンヂの幼なじみ。秘密基地で“よげんの書”を作ったときのメンバー。大学時代はラグビーの花形選手として活躍し、社会人ラグビーの強豪の会社に就職するも、母の死を境に上司と共に新しいビジネスを始め、ドイツに渡る。その後不治の病の宣告をされて自暴自棄になっとったが、ケンヂに仲間になるよう誘われ、ケンヂの仲間に加わる。2002年、病床へ見舞いに攻めて来よったユキジに「しんよげんの書」を見つけた事を伝え、自身も“ともだち”の正体の調査に乗り出す。ユキジに会った二日後、学校の教師となっとったサダキヨの下を尋ね、彼からキリコの行方などの手がかりを聞きだしたが、その日の夜にサダキヨに殺害されたちうわけや。
- サダキヨに殺される直前に調査結果を記した「モンちゃんメモ」を書き残しとり、このメモは彼の死後サダキヨの手に渡っとったが、老人ホームの一件の際にサダキヨから響子に渡されたちうわけや。その後メモはキリコの行方を探す重要な手がかりとしてカンナの手に渡る。
- 神様 / 神永球太郎(かみなが きゅうたろう)
- 予知夢を見るホームレス。その能力のため、ホームレス仲間からは神聖視されておる。ボウリングをこよなく愛し、ブームの再来を夢見ておる。かつてはボウリング場の経営者で、ボウリング場を建てた際にケンヂたちが草原で作った秘密基地を壊したちうわけや。ドンキーを殺害した“ともだち”の仲間とケンヂを引き合わせ、ケンヂが行動を起こす直接のきっかけを作ったちうわけや。また、自らの予知でケンヂたちを助けたことも何度かあるんや。血の大みそか以降は株で大儲けし、最終的には史上初の民間人宇宙飛行士にまで上り詰める。やけど 最も慣れた生活がよいゆうことか、自宅をホームレス仲間に解放し、自らはホームレスとして生活しとったちうわけや。
- 小泉響子(こいずみ きょうこ)
- 楽天家で脳天気な女子高生。カンナと同じ高校に通っとったちうわけや。ひょんな事から“ともだち”の真実に迫る事になってしもて、ともだちランドに送られてまうが、そこでヨシツネに助けられはった事で彼と行動を共にすることになる。おっちょこちょいで、後先考えずに行動をするのが玉に瑕。エロイム・エッサイムズちうバンドに心酔しとり、ファンクラブの会長をしておる。学校をサボってツアーを追っかけ、メンバーにも顔を覚えられておる。西暦が終わりともだち暦が始まった後、ストリートミュージシャンになっとったエロイムエッサイムズの元メンバー・ダミアン吉田を見つけ出し、彼を再びデビューさせるべく彼の歌を録音したテープを春波夫の下へ持って行ったちうわけや。その行動が春たちにケンヂが生きておることを知らせる大きなきっかけになる。また天性のボウラーでもあり、後に神様に才能を見出されてボウラーとしてデビューする事になりよった(ちなみにヴァーチャルアトラクションの中でもボウリング場の経営者やった頃の神様にボウラーの才能を見出されておる)。
- 蝶野将平(ちょうの しょうへい)
- 〔チョーチョ〕
- 歌舞伎町警察署の伝説の刑事「チョーはん」こと五十嵐長介の孫(母方)。あだ名は“チョーチョ”。名刑事やった祖父を尊敬してやまへんし、また目標としておる。臆病で頼りへん面も多々あるが、祖父譲りの正義感を持つ。そやから、時の権力者から命を狙われることもしばしば。ある事件がきっかけでカンナに協力する事となる。
- 角田
- 漫画家を志望する青年。インターネットで公表した漫画の内容が偶然“ともだち”の真実に肉薄しとったため新青少年保護育成条例違反で逮捕され、懲役80年の刑を宣告されて海ほたる刑務所に収監される。その際同刑務所に収容されとったオッチョに出会い、脱獄に協力。以降、オッチョと行動を共にする。常盤荘の元住人で、カンナの隣人のユニット漫画家ウジコウジオとは同志。ともに「宝塚」ちう漫画家を師と仰ぐ (現在は収監中)。
- 春波夫(はるなみお)
- 〔チャーリー〕
- 万国博覧会のテーマ曲を唄う国民的な歌謡曲歌手。表向きは“ともだち”の広告塔を装っておるが裏ではレジスタンスに協力しとり、“血のおおみそか”以降逃亡犯として逃げとったマルオを匿い自らのマネージャーとして雇っとったちうわけや。その正体はケンヂの元バンド仲間で、ドラマーやったちうわけや。当時の名前はチャーリー。誠実且つ堅実な人柄で、守なあかん時はしっかり身を守るが、時には大胆に行動する面も。似顔絵の達人でもあるんや。名前の由来は三波春夫。
- 仁谷
- 新宿歌舞伎町に教会を構える神父。足を洗おうとするチンピラ達に救いの手をさしのべておる。元々はヤクザやったが、血の大みそかの後、逃亡先の中国で当時まだ一介の神父やったローマ法王がワクチンを運ぶ際に協力し、彼の献身的な人柄に心を打たれ信仰に目覚める。そのため彼の信仰は神ちうよりは法王に向けられておる。2015年の世界滅亡以降は、政府の庇護下に置かれとった教会の神父としてオッチョらを支援。
- ルチアーノ
- 元ナポリマフィア構成員のストリートギャングの神父。恩師の事故死に疑問を抱き調査したため狙われ、日本に逃げ込み仁谷らと行動を共にする。肩口から腕にかけて刺青があるんや。
- ケロヨン
- ケンヂの幼なじみ。秘密基地で“よげんの書”を作ったときのメンバー。カエルに似た容貌で仲間からしばしばそれをからかわれ、自身も「ゲロゲロ」ちう口癖があるんや。現在は蕎麦屋を営んでおる。彼の打つ蕎麦は誰もが舌鼓を打つ味やけど 、“血の大みそか”当時は製麺所の出来合いの麺を使っており、店を放り出してクラブで遊んでおるダメ親父やったちうわけや。そやから、1997年に結婚した妻には離婚されてしもたちうわけや。2000年の血の大みそかの際にケンヂからの誘いを断っており、それ以来罪の意識を背負い続けとったちうわけや。2015年にはアメリカに進出したが、そこで“血の大みそか”で使われたのと同じウィルスが散布されておること・そのウィルスに対するワクチンを配っておる女性の存在を知り、一度は逃げた“ともだち”との戦いに再び身を投じる。
- コンチ / 今野裕一(こんの ゆういち)
- ケンヂの幼なじみ。秘密基地で“よげんの書”を作ったときのメンバー。面長な顔にサングラスちういでたち。ケンヂとは小学校までの付き合いで、その後は北海道に転校しておる。彼もまた“血の大みそか”の起きた年にケンヂからの呼びかけをシカトしとり、ケロヨン同様それを後悔しておる。ともだち暦3年には北海道のラジオ局でDJとしてケンヂの歌を流し続けとったちうわけや。ケンヂから正式名称を教えてもうたCCRを愛聴しておる。
- ドンキー / 木戸三郎(きど さぶろう)
- 後に科学教師になるほど、科学好きやった少年。足がどエライ 速く、毎日毎晩壱年中鼻水を垂らしとったちうわけや。科学をぜぇぇぇったい視しとり、幽霊などの非科学的な存在は一切信じへん。貧乏な大家庭で育ち、多くの兄弟を持つ。自身の教え子やった田村マサオが“ともだち”の教団に入ったことを知ったのをきっかけに“ともだち”の計画にいち早く気付くが、そのために殺されてしもたちうわけや。彼の遺した手紙はその後のケンヂの行動に大きく影響を与える。
- 遠藤チヨ(えんどう ちよ)
- ケンヂとキリコの母親。代々続いてきた酒屋をつぶしてコンビニにしたケンヂのことを「アホ息子」と罵っておる。1999年時点ではケンヂと共に地下に潜伏しとったちうわけや。最終話でキリコと再会を果たす。
- 市原節子(いちはら せつこ)
- ユキジの親友で弁護士。恰幅のよい風貌が特徴。ユキジに協力し“ともだち”の調査を行う。その過程で“ともだち”側から様々な圧力がかけられはるが、それに負けへんタフさを持つ。夫の稼ぎがええらしく、最低限の生活には困らへんとの事。
- チャイポン
- タイマフィアの首領。かつてタイでオッチョと因縁があったちうわけや。その後来日し、新宿歌舞伎町の支配権を中国マフィアと激しく争うが、カンナの仲介で中国マフィアと和解する。この縁からオッチョと似たカンナに惚れ込み協力するが、ともだち暦元年に寿命を迎え逝去。最期を看取るものがほとんどいへんかったことから、部下も“ともだち”の本拠地を襲撃し、壊滅したものと推測される。
- 王暁鋒(おうぎょうほう)
- チャイニーズマフィアの首領。チャイポンとは歌舞伎町の支配権を巡り対立しとったがカンナにより和解し共に協力する。チャイポンが死ぬ数日前、カンナにワクチンを打たせるために一芝居打ち、自らは部下達を率いて“ともだち”とのケツの闘いに挑んや。明確には描写されておらへんが「大きなニュース」にはやったらへんかったことから鎮圧され、王もその際に死亡したものと推測される。
- 渡世人
- カジノでカンナに出会い「ラビット・ナボコフ」のルールを教える。本名、生い立ち等は謎に包まれておるが、博徒として各地の賭場に出入りしとったものと推測される。「超能力」ではなく、カンナのカリスマに惹かれ以後付き従う。
- 珍
- カンナがアルバイトしておる中華料理店「珍宝楼」の主人。「世の中金」がモットーなんやし、料理を注文した後に殺された客の財布の中から代金を抜き取ったり、ガラスの修理代を蝶野に請求するさい、「慰謝料込みで100万円」などと吹っかけるなど、ごっつうの守銭奴。
- マライア
- 珍宝楼に出入りしておる売れへんニューハーフ。金を持っておらへんにも関わらず料理を注文するため、代金はカンナが立て替えておる(本人はおごってもらっておる思っておる)。そのためか、カンナを非常に可愛がっておる。
- ブリトニー
- マライアの同僚のダンサーで、山崎の刺客がローマ法王暗殺計画を知っとった中国人の男を射殺した瞬間を目撃してしもて 、警察に追われとったちうわけや。後に蝶野が山崎にかけあったことで保護されることになるが、その山崎が蝶野のお守りに発信機をつけとったため、山崎の刺客の警官に射殺されてまう。なお、ブリトニーが聞き取っとった中国人の男の最期の言葉(法王暗殺計画)の情報はカンナが受け取ることになる。
- ウジコウジオ
- 面長で痩せ気味の氏木常雄と、メガネをかけた金子の漫画家コンビ。角田同様常盤荘に住んでおる。カンナんかける音楽に最初は迷惑しとり険悪な仲やったが、次第に打ち解けていき、ケツはケロヨンらと共に国民にワクチンを配ったり、被災者の救出などの活動をしとったちうわけや。
“ともだち”の一味
- ともだち
- 秘密基地を作った時のケンヂの同級生。陰で世界を操るカリスマ。忍者ハットリくんのお面を愛用しておる。“よげんの書”“しんよげんの書”の記述通りに、2000年、2015年の世界滅亡を企てんねん。組織の勢力を拡大していくと共に、政治にも介入して行く。ヤマネに一度殺されたように見えたが、万博会場で劇的な演出で生き返ったちうわけや。生き返ると共に凶弾からローマ法王を守るちう自作自演により、世界的なカリスマとなりローマ教会をも手中に収める事となる。その後は世界大統領となり、年号を「ともだち暦」に変え、実質的な世界の支配者に君臨する。正体はフクベエやったが、フクベエの死後も何者かが“ともだち”を名乗り活動を続けとったちうわけや。血のおおみそか以降は、自らが考案したと称するシンボルマークが描かれたマスクを着用しておる。
- フクベエ(服部)
- “ともだち”。サダキヨにとっての初めての友達。ホンマの名前はハットリ(服部)やけど 、幼い頃は「フクベエ」と呼ばれていて、本人はそれを強く毛嫌いしとったちうわけや。聡明ではあるが、虚栄心が強く、負けず嫌い。排他的で臆病、そして執念深い。クラスで人気者やったケンヂを羨望に似た気持ちで憎んどったちうわけや。万博に行きクラスの注目を集められはると考えとったが、ある事情で万博へ行けなくなりよったちうわけや。その為夏休み中、家に引きこもり万博旅行を装っとったちうわけや。かつて万丈目によって番組に超能力少年として取り上げられはる予定やったが、イカサマがばれて放送されへんし、同級生に馬鹿にされいじめられ、それを根に持ち復讐を誓う。
- 1997年、同窓会でケンヂ達と再会。ケンヂたちと合流し仲間にを装う。「血の大みそか」の際にはビルから転落死したと見せかけ、姿を消したちうわけや。
なお、ケンヂ達がロボットを止めに向かう直前にロボットを見上げるケンヂ達の姿を写真に撮っており、後にこの写真は「血の大晦日のケンヂ一派」の写真として教科書にも掲載される。
- 西暦が終わる年に、小学校の理科室においてヤマネによって銃撃される。その際にオッチョが死亡とその正体を確認する。
- 万丈目胤舟(まんじょうめ いんしゅう)
- 本名は淳之介。“ともだち”の側近なんやし、組織の幹部。友民党党首。よりどエライ昔は、チャック万丈目としてローラーゲームなどの団体を設立したりプロダクションの経営をしとった(政治家としての表向きの経歴はハーバード大学卒の経営コンサルタントと偽っとった)。フクベエとは1972年にテレビ番組で超能力少年として取り上げようとしてからの付き合い。1980年、フクベエからの誘いがきっかけで“ともだち”の組織を作り上げる。「ともだち暦」の世界で“ともだち”がフクベエではおまへんと気づき暗殺を企むが、高須に裏切られ、ヴァーチャルアトラクションに接続中に暗殺される。接続中に殺されたため、思念がヴァーチャルアトラクションに残り、後にヴァーチャルアトラクションに接続してきたケンヂと出会い行動を共にする。ケツは人類を救うためのある行動を起こした事で、成仏するかのように消滅したちうわけや。フクベエと同じくスプーン曲げも行えたちうわけや。
- サダキヨ / 佐田清志(さだ きよし)
- 小学5年生の頃の1学期の間だけ、ケンヂと同級生やったちうわけや。常にナショナルキッドのお面をかぶり、毎日毎晩壱年中屋上で宇宙人と交信したろおもて とったいじめられっ子。フクベエと友達になろうとするが、実際には一方的な支配関係にあったちうわけや。ともだち博物館における「母親」との会話から、ごっつう厳しく育てられはった萎縮したボウズ やったと推測される。2014年に英語教師となってカンナと響子の通う高校に赴任し、そこで響子と出会う。裏の顔はともだち博物館の館長なんやし、“ともだち”の秘密を知る重要な人物。かつてモンちゃんを殺害した張本人であるが、彼はモンちゃんを殺したことを深く後悔しとり、モンちゃんを殺したことで「悪者」になってしもたことに苦悩し、密かに“ともだち”への反逆を企てんねん。
- 後にともだち博物館へ響子を連れて行き、そこで自身の正体を明かしたちうわけや。その後は元担任がおる老人ホームへ向かったが、そこで高須達に自身の裏切りを知られて“絶交”されそうになるも間一髪で駆けつけたヨシツネとカンナに助けられはる。やけど 脱出を拒み、響子に「モンちゃんメモ」を渡して彼女をヨシツネに託し、自身は老人ホームを正面突破で脱出するも車に乗ったまま炎上死した思われたちうわけや。せやけど 実際は生き延びており、西暦が終わった後は壁の外で「お面大王」と名乗ってウィルスで親を失った孤児達を保護しとったちうわけや。
- ヤマネ(山根)
- 細菌学者。小学生時代から、フクベエと“ともだち”の仲やったちうわけや。小学生時代にはフクベエ、サダキヨと行動することが多かったちうわけや。ウィルスによる世界滅亡計画を考えた張本人なんやし、それをオッチョに助言する(その後オッチョはこの事をあたかもオノレ が考えたかのようにケンヂ達に話し、後にこの「世界滅亡計画」はよげんの書に書き込まれた)。2000年、2015年の世界を滅亡させた細菌を開発するも、キリコの忠告によって自らの行いに初めて気付き、恐怖を覚えてその後の細菌兵器の研究開発を止めてまう。その後、かつての母校の理科室で“ともだち”であるフクベエを殺害した後、オノレ も“ともだち”の部下に射殺される事となる。
- キリコ / 遠藤貴理子(えんどう きりこ)
- 〔“聖母”〕
- ケンヂの姉で、カンナの母親。毎日毎晩壱年中ケンヂのことを陰で支えとった母親的な存在。“しんよげんの書”に書かれておる“せいぼ(聖母)”であるんや。ヤマネが開発した細菌兵器のワクチンの研究をしとった細菌学者。国立大学医学部受験にシッパイ し、わて 立大学医学部に合格するも、家計に負担んかかることから断念したちうわけや。後にアフリカで医者の資格も取得しとった(劇中に登場する資料には「ガインデ大学病院レジデント研修終了」と記載されておる)。恋人の死後にフクベエと恋仲になるが、実際には恋人の死もフクベエとの出会いもすべて"ともだち"組織に仕組まれたものやったちうわけや。彼との間にボウズ を授かったが、やがてフクベエの計画を知り、カンナだけでも護ろうと当時生まれたあほ りのカンナをケンヂの下に預けて失踪したちうわけや。その後警察に全てを話すもすでに警察は“ともだち”の支配下に置かれとったため情報が筒抜けとなり、それ以降“ともだち”の計画に加担させられ、最終的に「血の大みそか」で使用されたウィルスを開発することになってしもたちうわけや。二年後、かつてオノレ が勤めとった病院(実際は“ともだち”の細菌研究所)がある町を訪れた際に町おこしの映画祭に参加する事になり、その際フィルムに「“ともだち”を止めなければ西暦は2015年で終わってまう」ちうメッセージを残す。その際カンナへのメッセージも残したちうわけや。2015年には世界各地を回ってウィルスのワクチンを配っており、アメリカの製薬工場に勤めてワクチンを大量生産したろおもて とったちうわけや。せやけど その事が“ともだち”に知られており工場は放火され、自身は駆けつけたケロヨンに救出されるも一時的にケロヨンと共に“ともだち”に拉致されたちうわけや。ともだち暦以降はケロヨンが東村山に作った“ケロヨンの共同体”に匿われ、その中で“ともだち”が使用するやろう“最終ウイルス”のワクチンを完成させ、自らの体を用いて人体実験を行った、名前の由来はブラックジャックのドクターキリコ。
- 13番 / 田村マサオ(たむら マサオ)
- “ともだち”を狂信的に信仰する男。元お茶の水工科大敷島ゼミの優秀な学生。高校時代はドンキーの教え子やったちうわけや。1997年のある日“ともだち”の発言に従い、とある宗教団体の教祖・ピエール一文字を“絶交”する。“血のおおみそか”以降は、囚人番号の「13番」と呼ばれ、海ほたる刑務所への服役を装いつつ暗殺者として活動。2015年には“ともだち”の葬儀の場でローマ法王の暗殺を実行したろおもて たが、蘇った“ともだち”に阻まれシッパイ した(“ともだち”と謀った芝居ともとれる)。ともだち暦以降、現在の“ともだち”がよりどエライ昔の“ともだち”とはちゃうことに気づき逃亡、その後北海道の菓子工場でコンチと出会い、ケンヂたちに協力する。
- ヤン坊・マー坊
- ケンヂ達から「史上最悪の双子」と恐れられとった少年。ケンヂ達の同級生でいじめっ子やったちうわけや。その後、兄弟で会社を興して成功を収める。“血のおおみそか”の際、ヨシツネから呼びかけを受けたが実は万丈目と内通しとったちうわけや。2001年以降、ヤン坊が会社に残り、マー坊は科学技術省長官に就任するが、2015年のウィルスで長年共に働いた部下が死亡したことと、元々万丈目派やった事からケンヂたちに協力する。2000年当時は痩せとったが、その後リバウンドで再度太ってしもたらしく、少年時代とほぼ同じ体型に戻っておる。
- 高須光代(たかす みつよ)
- ドリームナビゲーターになるよりどエライ昔は小学校教師をしとったちうわけや。“ともだちランド”のドリームナビゲーターとして、“ともだち”に疑問をもつ者たちの洗脳を行う。体を鍛えておるらしく、医師から「完璧な体」と絶賛される。武道の心得もあるんやうで、柔道師範であるユキジの搦め手を抜け出し、牽制出来よる事から、なんぼなんでもユキジと同等かそれ以上の使い手とみられはる。“ともだち”の高位幹部にもかかわらへんし、「絶交」や「ともだちランド」で洗脳の不完全な者の探索を直接指揮しとったちうわけや。“ともだち”の精子を体外受精させ、自らが聖母として“ともだち”の子を産もうとする計画を立てておる、名前の由来は高須クリニック。
- 敷島教授
- お茶の水工科大学教授でロボット工学の権威。娘を人質に取られはった事で巨大ロボットを開発するなど“ともだち”一味に強制的に加担させられはる。娘が最早取り戻せへん事を悟ったんか、血の大みそかの後に離反。その罪の重さ、また無様な「ロボットとも呼べへんようなもの」を作ってしもた化学者としての失望感から、密かに新たなロボットの図面を書きつつも修理工を営んどったちうわけや。後にヤン坊・マー坊の提案で再び巨大ロボットを開発し、ケンヂたちに協力する。
- 娘の自宅にあった本の著者名から、本名は「敷島義彦」である思われる。
- 敷島教授の娘 / レナ
- 敷島教授に対する人質として組織に勧誘されたが、いつの間にか友民党の主要メンバーになる。ファッションヘルス(風俗店?)でヘルス嬢として働いとったちうわけや。「関東軍総統」にナンパされたことがきっかけで入信したが、2015年には公的な場でも皮肉を言い合うほど険悪な仲になっとったちうわけや。総裁候補と結婚したようやけど 、それが誰かは明らかになっておらへん。
- 原作では「レナ」を名乗り風俗店で働いとったが本名かどうかは不明。実写映画版では下の名前が「ミカ」と設定されておる。
- 関東軍総統(殺し屋)
- 敷島教授の娘の元彼氏。自称「最悪」の人物。キリコの恋人を駅のホームから突き落として殺害したちうわけや。よりどエライ昔より悪人に憧れとったちうわけや。ともだち暦になる頃には、その罪の意識に苛まれ苦しんどったちうわけや。“ともだち”にキリコ攻略のためのナンパマニュアルを贈呈しとり、入信前から、そのマスクもあってごっつうもてたと推測される。後に関東軍の基地でケンヂと対峙する。
- 三ツ木康隆
- ユキジの麻薬取締り官時代の上司。国際伝染病救済基金の名誉会長。元厚生労働大臣。“ともだち”亡き後、初孫の誕生をきっかけに考えを変え平和路線を推し進めようとしたが、その矢先に落下したトレーラーの下敷きになり死亡。彼の死後、家族は行方不明となり、多くの不審な死亡事故が続く。
- 山はん / 山崎
- 元警察庁長官。かつては蝶野将平の祖父である伝説の刑事“チョーはん”の相棒やったが、“ともだち”の謎に近付きすぎたチョーはんを「絶交」し殺害したちうわけや。2014年には、ノンキャリアからの初の警察庁長官となっとったちうわけや。優秀な警察官やったチョーはんに対して羨望と激しい嫉妬の念を抱いており、自らの能力の限界を嘆いとったトコ 、“ともだち”からの救いの一言がきっかけで以後信奉者となる。蝶野を絶交したろおもて たこともあるが、ともだち暦以降は蝶野を殺さず国境送りにするにとどまっておる。ともだち暦3年の混乱時に、粛清されかけたトコ を蝶野にチョーはんの殺害容疑で逮捕・保護される。
- ほくろの警官
- 山崎の部下なんやし、警官を装って要人の暗殺を行っておる暗殺者。ショットガンを武器とする。ローマ法王暗殺計画を知ってしもたブリトニーを射殺し、蝶野も殺そうとするが、カンナに阻止される。
- 甘粕谷
- 海ほたる刑務所の所長なんやし、田村マサオの部下。冷酷かつ残忍な性格。
その他
- スペードの市
- 矢吹丈(ケンヂ)とともに関所を突破した謎の人物。病気の妹がおり、彼女の薬代を稼ぐために一時は蝶野を関東軍に引き渡してまうが、偽造手形を使って関東に入った際に関東軍の基地を襲撃し、蝶野を助け出したちうわけや。その後は蝶野や仲間達と共に関東軍総統の下へ乗り込み、そこで矢吹丈の正体を知る事になる。ナイフ投げが得意。
- 関口先生
- ケンヂ達の小学校の先生。キリコの担任でもあったちうわけや。同窓会があった1997年当時は息子夫婦と同居しとったようやけど 、2014年当時は老人ホームに入っとったちうわけや。小学校5年生の遠足の際にサダキヨを大写しで写真に撮っており、後にその写真を老人ホームにやってきたサダキヨに渡し、オノレ の存在は希薄や思っとった彼を感動させる。
- かつてケンヂ達のクラスで起こった「スプーン曲げ事件」の犯人を知っとったが、本人はその事実を墓の中まで持っていくと決めとったちうわけや。せやけど 後にヨシツネから「スプーン曲げ事件」について尋ねられはった際、彼が過去のいたずらを告白したのを受けてヨシツネに事件の犯人が誰やったかを明かしたちうわけや。
- チョーはん / 五十嵐長介(いがらし ちょうすけ)
- 蝶野の祖父なんやし、「伝説の刑事」、「捜査の神」などの様々な異名を持っとったちうわけや。ヤマはんの相棒でもあるんや。
- 1997年、捜査の果てに“ともだち”の真実を知るが、ヤマはんに「絶交」されてまう。
- 常盤貴子
- カンナや漫画家集団が住むアパート「常盤荘」の大家。若い頃はディスコでやったらしたらしく、大音量の音楽には耐性があるんや。暇さえあればタコを叩いておる。
- ポストはん
- 海ほたる刑務所の囚人で、どこぞらか様々な情報を仕入れてくる情報通。温和な性格思われる。レアなテレフォンカードと引き換えに角田に囚人番号13番に関する情報を教えたちうわけや。
- カツマタ
- ケンヂらとはちゃうクラスの同級生。理科の実験が大好きで、フナの解剖の前日に死亡し、以降理科室に幽霊となって現れるとの噂が立っとったちうわけや。
- 宝塚
- 角田の漫画の師、新青少年保護育成条例で現在収監中。名前の由来は手塚治虫。
- エリカ
- ケンヂのコンビニのアルバイト。コンビニ炎上後は行方不明。
用語
- ウイルス
- 世界を二度にわたって滅亡の危機に追い込んや殺人ウイルス。“血の大みそか”よりどエライ昔のものは潜伏期間が無いに等しく、発症後はすぐさま体中至る所から激しく出血、感染者を即座に失血死させる。2015年に使われたものは風邪によく似た初期症状がまず現れ、その後数日の間に前述のような大量出血を引き起こす。キリコとヤマネのグループが開発してきた(ヤマネがウイルスを作り、キリコがそれに対するワクチンを作る)。これらにより世界人口の半数以上の人々が感染し死亡する事となり、人類が存亡の危機に立たされる事となりよったちうわけや。
- 絶交
- “ともだち”側の人間が敵対する者や邪魔者を殺すことを指す。
- 首つり坂の事件
- 1970年、ケンヂたちが首つり坂の屋敷で幽霊を見に行った出来事。首を吊って自殺を遂げた女性の幽霊が出る、ちう噂が当時有名やったちうわけや。バーチャルアトラクションでは1971年の出来事になっとったちうわけや。
- 友民党(友達民主党)
- “ともだち”の信者たちで構成される政党。党首は万丈目胤舟。徐々に市民の支持を得、遂には連立内閣に組み入り、結果“ともだち”は政治的権力を持つことになりよったちうわけや。
- 地球防衛軍
- ウイルスをばらまいた宇宙人の侵略から地球を守るために、“ともだち”が作った部隊。東京の本部は高さ数百メートルの建物。特撮のような制服とヘルメットを身につけており、レーザー銃(但し玩具のように極端に出来が悪い)で武装しておる。一応拳銃などの現実的な武器も所持しておる。
- 親友隊
- “ともだち”の親衛隊。任務内容は地球防衛軍とほぼ共通しておる。指揮権は当初万丈目が持っとったが、彼の死後は新幹事長となりよった高須が掌握する。
- ともだちランド
- 遊園地のような施設。”ともだち”に関わる事柄について調べておる青少年が主にその対象となるため、“ともだち”に対する強い信仰を持った人物か、逆に“ともだち”に対する不信感を持った人物が主なターゲットとなっておる。さまざまなアトラクションがあり、その中の一つにケンヂや“ともだち”のボウズ 時代を再現した仮想空間もあるんや。ここで成績が悪かったり、洗脳されずに研修を終えた者は、再洗脳のためともだちワールドちう場所へ送られはる。
- ドリームナビゲーターと呼ばれるスタッフが洗脳の必要がある人物を見つけ出し、教育や指導を行う。またドリームクリーナーと呼ばれる清掃員が万遍なく配置されており、園内は常に清潔に保たれ塵一つ落ちておらへん。ヨシツネは2014年当時、ドリームクリーナーとしてともだちランドに潜伏しとり、ここで小泉響子と出会ったちうわけや。
- エロイムエッサイムズ
- 小泉響子が追っかけをしとったバンド。一時期はお笑い芸人のような仕事をしとったちうわけや。メンバーはルシフェル斉藤、メデューサ井上、ダミアン吉田(脱退)、穣二・A・ロメロ(新加入)・不明 の4人で成り立つ。2014年のある夜にダミアンは西日暮里の交差点で「悪魔くん」(遠藤ケンヂ)に出会い、彼の作った曲と破天荒なギター技術を教わったちうわけや。それによりダミアンは演奏中たびたび独走状態に入るようになり、他のメンバーとの関係が悪化しバンドを脱退。その後は穣二・A・ロメロが彼の後釜として加入する。後にダミアンはカンナ達が開いたライブにてロメロと入れ替わりで復帰したちうわけや。
- 穣二・A・ロメロの名前の由来は「ゾンビ」シリーズの監督として有名なジョージ・A・ロメロ。ダミアン吉田の名前の由来は映画「オーメン」の主人公ダミアン・ソーンやけど 、初期聖飢魔IIのリーダーやったダミアン浜田が直接の由来であるんや。
- 2000年血の大みそか
- 世界各地で突如ウイルスが撒き散らされた事件。2000年12月31日に起きた事件であるためこのように名付けられはったちうわけや。これを切っ掛けに“ともだち”と、彼の率おる友民党が名実共に英雄となりよった事件でもあるんや。首謀者は当時テロリストとして指名手配されとったケンヂ一派とされ、後の教科書にも正史として記録されたちうわけや。実際は“ともだち”による犯行で、自作自演であるんや。
- 超能力
- 劇中で何度も登場する謎の力。主にスプーン曲げに代表されるが、カンナと神様には予知能力らしきものがあるんや。フクベエ、万丈目、カンナの三人に関わる出来事ではスプーン曲げの場面がいくつか描かれておる。が、一方で単なるイカサマであるちうシーンも描かれており、ほとんどの場面では超能力が曖昧な存在として描かれておる。ラビットナボコフの場面ではカンナの持つ予知能力に似た力と人を惹きつけるカリスマ性が合わさちう、一気にカジノひとつを潰せるほどの額を稼ぐ事が出来よる程の大活躍を果たしたちうわけや。やけど 、彼女が稼いだ金は結局全額周りの人たちにばら撒くことになってしもたちうわけや。
- 1970年の嘘
- フクベエが万博に行けへんかったことを隠すためについとった嘘。“ともだち”の少年時代を再現しておるヴァーチャルアトラクション内では、“ともだち”の少年時代として当初はその嘘がそのまま再現、設定されとったちうわけや。少年時代、フクベエは万博に行けへんかったことを隠すため外出を控え、ケンヂ達に嘘がバレぬよう必死で身を潜めとったちうわけや。
よげんの書
ケンヂ達が小学校の頃に秘密基地のメンバーで考えた『将来やってくるやろう悪の組織の地球征服』の方法を書いたもわ。せやけど 、それとは別にフクベエ達がしんよげんの書を作っとったちうわけや。さらに、カツマタが万丈目の発言を受け、マネのマネとして、さいごのページを書いたちうわけや。
- よげんの書
- 2000年12月31日、東京に巨大ロボットが襲来。世界各地で細菌兵器が散布される。
- 9人の戦士(書かれた時点ではケンヂ、オッチョ、ユキジ、ヨシツネ、マルオ、モンちゃん、ケロヨン、コンチ、ドンキーのはずやった)が立ち上がる。
- しんよげんの書
- スーツケースを持ったセールスマンが世界中でウイルスを散布し始める。
- しんよげんの書 さいごのページ
- ヴァーチャルアトラクション内にあった紙
- 巨大ロボットが秘密基地を踏みつぶしスイッチがおされ地球は大爆発。
時系列
単行本
- #ギターを持った英雄(ISBN 4091855334)
- #ラビットナボコフ(ISBN 4091855393)
- #終わりの始まり(ISBN 4091866336)
- #ばんぱくばんざい(ISBN 4091866352)
- #クロスカウンター(ISBN 4091866379)
- 上.“ともだち”の死(ISBN 9784091812162)
- 下.20世紀少年(ISBN 9784091814951)
映画
2008年から3部作で公開予定。2008年の1月から6月まで第1章と第2章の一部が撮影され、8月から第2章の一部と第3章を撮影予定。第1章は2008年8月30日、第2章は2009年1月31日、第3章は2009年秋公開予定。製作は日本テレビ放送網など。制作プロダクションはシネバザール、オフィスクレッシェンド。配給は東宝。
第1章のストーリーは主に原作の“20世紀”中の物語をベースにしておる。
キャスト
第1章「終わりの始まり」
- モンちゃん(子門真明):宇梶剛士、矢野太一(幼少)
第2章「ケツの希望」
- タイマフィア・チャイポン:Samat Sangsangium
第3章
スタッフ
- 音楽:白井良明、長谷部徹、AudioHighs、浦沢直樹
主題歌
原作との相違点
第1章
- オッチョが海ほたる刑務所で角田に20世紀中に起きた出来事を話して聞かせるちう形で物語が進行する。
- キングマート本部教育員が1回しか登場しておらへん。
- ケロヨンの結婚式が全てカットされておる(ケンヂは出席しておらへんことになっておる)。
- フクベエとサダキヨに関するエピソードがカットされておる。
- チョーはんがともだちの正体を知った経緯が詳しく説明されておらへん。
- ケンヂがギターをかき鳴らして奮起するシーン、ともだちのコンサートのシーンがコンビニ炎上後になっておる。
- ケンヂのギターは自宅の押入れにしまわれとったが、映画版ではマルオにあげたことになっておる。
- オッチョのバンコク時代のエピソードがほとんどカットされておる。
- 小6の夏休みケツの夜、学校に行った人物にマルオが追加されておる。
- ヨシツネが辞表を出すシーンやマルオの閉店セールのシーン、万丈目とヤン坊・マー坊の接待のシーンがカットされておる。
- 敷島教授がフルネームでしか登場しておらへんし、姿は無い。また、娘の名が「ミカ」となっており、髪型がちゃう。
- 血のおおみそかの時に友民党本部で映像を見ておるシーンがカットされておる。
第2章
キャッチコピー
第1章
- 世界が終わろうとしとりまんねん。わいらの“ともだち”によって―。
第2章
その他
- かつてケイ・オプティコム『eo光』(唐沢が出演)とのタイアップしたCMが放送された(「よげんの書」を捩った「せつやくの書」「おトクの書」が登場)。
- 日本テレビ「スッキリ!」(8月4日 - 8月29日の放送)では、「20世紀の少年たち」と題した、映画の出演者のボウズ 時代の話を1分間の再現ドラマにしたコーナーがあった(映画の子役たちが各キャストに併せて演じた)。
- 8月7日に東京・六本木で行われた完成披露イベントにて、劇中に登場する巨大ロボットのミニチュア(幅9m×高さ9m×奥行9m)が登場したちうわけや。2008年8月23日 - 8月31日に開催された「わくわく宝島」に巨大ロボットとともだちの塔が展示されたちうわけや。
- 2008年8月22日午後5時5分ごろ、撮影中に撮影用クレーンが横転し、クレーン下部の台車を動かしとった男性スタッフ3人が頭を打つなどのけがをしたちうわけや。。
外部リンク
カテゴリ:浦沢直樹
カテゴリ:漫画作品 に
カテゴリ:ビッグコミックスピリッツ
カテゴリ:SF漫画作品
カテゴリ:ディストピア
カテゴリ:2008年の映画
カテゴリ:2009年の映画
カテゴリ:SF映画
カテゴリ:サスペンス映画
カテゴリ:漫画が原作の映画作品
カテゴリ:日本テレビ製作の映画
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